(読み)セキ

大辞林 第三版の解説

しゅく【戚】

八佾はちいつの舞に用いる、斧おのをかたどった木製の持ち物。

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精選版 日本国語大辞典の解説

しゅく【戚】

〘名〙 中国古代の雅楽八佾舞(はちいつのまい)の武舞に用いた具。武器の斧を木でかたどり、龍頭の装飾があって彩色されている。現在、日本の雅楽の舞楽用具の中にはない。

せき【戚】

〘名〙 中国古代の武器。まさかり

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世界大百科事典内のの言及

【鉞】より

…殷時代後期・西周時代の遺物の中には鉄刃銅鉞といわれる,刃のところが隕鉄(いんてつ)を利用してつくられたものがみられる。鉞よりやや小さい斧は戚(せき)とよばれ,舞に使用されるが,武器としても使用されたらしい。【杉本 憲司】。…

【武器】より

…鉞の中には高さ34cm,重さ6kg近いものがあって,実際これを戦場で振り回して闘うことは不可能であり,文献によって知られるように斬首や腰斬など刑罰の執行に使用されたものである。鉞をやや小型化して戦闘での殺傷用として使用したものに戚(せき)がある。しかし,戚も鉞と同じように,やがて装飾がほどこされて殺傷のための武器としての実用性を失い,権威の象徴となっていった。…

※「戚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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