戦後70年談話（読み）せんごななじゅうねんだんわ

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戦後70年談話

第2次世界大戦後70周年を迎えるに当たって政府が2015 年8月14日に閣議決定し、安倍晋三総理大臣が発表した談話。｢安倍談話｣とも称される。1995年8月15日に当時の村山富市総理大臣が発表した｢村山談話｣でキーワードに位置付けられた｢侵略｣｢植民地支配｣｢痛切な反省｣｢お詫び｣の四つの文言を用いて、先の大戦に対する歴代内閣の立場を継承する見解を示した。その上で、先の大戦に関わりのない世代に｢謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない｣とも述べ、積極的平和主義の下、｢世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献していく｣考えを表明した。談話について、韓国と中国は表立った批判を控え、米国や豪州などからは評価の意向が表明された。

(2015-8-17)

出典　朝日新聞出版

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戦後70年談話

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