針路(読み)シンロ

精選版 日本国語大辞典 「針路」の意味・読み・例文・類語

しん‐ろ【針路】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 船、または飛行機の進むべき航路。また、その方角磁針によって進行方向を決めるところからいう。
    1. [初出の実例]「再び西風強く吹ければ、又卯の針路にて漂ひ行く」(出典:南海紀聞(1793))
    2. 「針路(シンロ)海洋島の方向に取って」(出典別天地(1903)〈国木田独歩〉下)
  3. ( 比喩的に ) 進むべき方向。進路。むき。
    1. [初出の実例]「文学を通じての反抗が彼の生涯の針路を決定して行ったについては」(出典:志賀直哉論(1953)〈中村光夫〉内村鑑三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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