精選版 日本国語大辞典 「戦慄手」の意味・読み・例文・類語 わななき‐で【戦慄手】 〘 名詞 〙① 手がぶるぶるとふるえること。また、その手。② 書道で、ふるえる手で書いた筆跡。筆をふるわせて書いた文字。小野道風の書体をさすことが多い。ふるいふで。[初出の実例]「漢家本朝、近来之画図絵、色紙屏風、此道風之経手(ワナナキテ)金岡之霊筆、少々有レ之」(出典:桂川地蔵記(改定史籍集覧所収)(1416頃)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例