戸口下村(読み)とのくちしもむら

日本歴史地名大系 「戸口下村」の解説

戸口下村
とのくちしもむら

[現在地名]鯖江市戸口町

布袋ほてい山の西麓にあり、村内を河和田かわだ川が北西に流れる。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図には今北東郡に「戸口村(高一一一三・〇三石)があり、正保郷帳から上・中・下の三村に分れる。同郷帳によれば戸口下村は田方三〇三石余・畠方五二石余。初め福井藩領、貞享三年(一六八六)幕府領、享保五年(一七二〇)鯖江藩領となる。

同六年の庄境組三三ケ村明細帳(市橋家蔵)によれば、上田七町五反余・中田三町五反余・下田二町六反余・荒田一町六反余、上畑一町一反余・中畑一町余・下畑二町四反余・桑畑九畝余、屋鋪二反余、荒畑三町七反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android