日本歴史地名大系 「戸口浦村」の解説 戸口浦村とぐちうらむら 熊本県:宇土市戸口浦村[現在地名]宇土市戸口(とぐち)町東・南は下網田(しもおうだ)村に接し、西・北は島原湾に面している。東・北は高低があり南は平坦な地形で、村の東に網立(あみだて)、北東に助上(すけのうえ)、南東に堂前(どうのまえ)、西に出町(でまち)などの字地がみえる(郡村誌)。元禄国絵図には「網田村之内戸口浦」とあり、近世は郡浦手永に属した。「国誌」に「里俗戸口町ト云」とあり、天保八年(一八三七)の郡浦手永略手鑑によると竈数七七・人数五四〇・役男一六八、高六八石八斗余、田一町一反二畝余・畑三町四畝余、諸開五町三反余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by