戸守村(読み)ともりむら

日本歴史地名大系 「戸守村」の解説

戸守村
ともりむら

[現在地名]川島町戸守

吹塚ふきづか村の飛地を隔てて中山なかやま村の北西に位置する。集落越辺おつぺ川の自然堤防上に発達、中世戸守郷の遺称地。田園簿では田高三三四石余・畑高一三九石余、旗本酒井領、ほかに長福ちようふく(超福)寺領高二石、薬師寺領高一石五斗があった。国立史料館本元禄郷帳では旗本三家の相給。その後幕府領となり、文化八年(一八一一)川越藩領となった(「風土記稿」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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