戸張里窯跡(読み)とちようりようせき

日本歴史地名大系 「戸張里窯跡」の解説

戸張里窯跡
とちようりようせき

[現在地名]米沢市入田沢

小樽こたる川西岸、山を背にした河岸段丘斜面に立地。標高四一三メートルで、所在地一帯は「かわらけ坂」と通称されてきた。昭和六一年(一九八六)発掘調査が行われた。戦国期から江戸時代初期の窯跡で、全長一七・六五メートル、幅一・五メートル、平均勾配三〇度の斜面を利用した無段・無階の登窯

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android