日本歴史地名大系 「戸河内町」の解説 戸河内町とごうちちよう 広島県:山県郡戸河内町面積:一九一・〇九平方キロ山県郡の西端に位置し、北は芸北(げいほく)町、東は加計(かけ)町および豊平(とよひら)町、西は島根県美濃(みの)郡匹見(ひきみ)町に接する。西端に恐羅漢(おそらかん)山(一三四六・四メートル)、北に深入(しんにゆう)山(一一五三メートル)、北東に大箒(おおぼうき)山(一〇一三・三メートル)など一〇〇〇メートル以上の山が連なり、それらの山々から流れ出る谷川が、町域南東部に集まって太田(おおた)川となり、東流して加計町に入る。これら諸河川のうち、芸北町西部の八幡(やわた)高原より南東流する柴木(しわぎ)川は、深い渓谷となり三段(さんだん)峡とよばれる景勝の地をつくっている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報