柴木(読み)シバキ

精選版 日本国語大辞典 「柴木」の意味・読み・例文・類語

しば‐き【柴木】

  1. 〘 名詞 〙しば(柴)
    1. [初出の実例]「しはきたくいほりに煙たちみちてたえずもの思ふ冬の山里」(出典:曾丹集(11C初か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の柴木の言及

【燃料】より

…【大貫 良夫】 日本では,調理,暖房,照明に供する家庭用燃料は,以前は薪,木炭が主であった。燃料とする木材を古くは〈多岐々(たきぎ)〉と称し,大木の幹を割った〈真木(まき)〉,小木の枝葉を〈柴木〉と呼びならわした。薪は共有山などから得たが,薪の乏しい平野村や漁村では稲藁や松葉,松毬(まつかさ)も用いられた。…

※「柴木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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