所済(読み)ショセイ

デジタル大辞泉 「所済」の意味・読み・例文・類語

しょ‐せい【所済】

租税を納めること。また、納めた租税。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「所済」の意味・読み・例文・類語

しょ‐せい【所済】

  1. 〘 名詞 〙 租税を納めること。また、その租税。上納年貢(ねんぐ)
    1. [初出の実例]「相模(さがみ)武蔵(むさし)両国所済糸綿等被京都」(出典吾妻鏡‐建久六年(1195)一二月七日)
    2. 「正税官物の所済(ショセイ)なければ、如何にしてか加様(かやう)大礼も被行べきなれ共」(出典:源平盛衰記(14C前)四一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む