扇山(読み)おうぎやま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「扇山」の意味・わかりやすい解説

扇山
おうぎやま

山梨県東部、大月市(おおつきし)と上野原市(うえのはらし)の境にある山。標高1138メートル。南麓(なんろく)から見た山容が扇の要(かなめ)を上に向けて立てた姿に似ることからこの山名がある。この山の南麓に藤野木(とうのき)・愛川(あいかわ)構造線が走り、南側の山腹急斜面は扇山断層崖(がい)として知られる。山地大部分は大月市富浜町の財産区となっている。JR中央本線鳥沢(とりさわ)、四方津(しおつ)駅に近く京浜方面からの日帰りハイキングの対象地となっている。

吉村 稔]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む