扇芭蕉(読み)オウギバショウ

デジタル大辞泉 「扇芭蕉」の意味・読み・例文・類語

おうぎ‐ばしょう〔あふぎバセウ〕【扇××蕉】

ゴクラクチョウカ科の常緑高木。高さ10~30メートル。葉は幹の先から左右2列に並んで出て、扇形になる。マダガスカル島原産で、湿地に生え、葉鞘ようしょうにたまる水を旅行者が利用したことから、旅人の木・旅人木りょじんぼくともいう。

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精選版 日本国語大辞典 「扇芭蕉」の意味・読み・例文・類語

おうぎ‐ばしょうあふぎバセウ【扇芭蕉】

  1. 〘 名詞 〙 バショウ科の常緑高木。マダガスカル島の原産。幹は直立し高さ六~一〇メートルになる。湿地に生え、葉はバショウの葉に似ているが、長柄をもち、幹の先端に二列について、扇を開いたような形に見える。葉鞘(ようしょう)にたまる水を旅行者が利用したという。観賞用に温室で栽培される。たびびとのき。みずのき。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「扇芭蕉」の解説

扇芭蕉 (オウギバショウ)

学名Ravenala madagascariensis
植物。バショウ科の大高木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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