手を合わせる(読み)てをあわせる

精選版 日本国語大辞典 「手を合わせる」の意味・読み・例文・類語

て【手】 を=合(あ)わせる[=合(あ)わす]

両方のてのひらを合わせておがむ。また、心から頼む。合掌して感謝の意を表わす。
保元(1220頃か)下「三人のきんだち、各西に向て手を合せ礼拝しけるぞ哀なる」
相手とする。相手として勝負をする。
※園太暦‐貞和元年(1345)八月二九日「伝聞随兵輩当座合手相論、消秋日了」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「手を合わせる」の意味・読み・例文・類語

わ・せる

両方の手のひらを合わせる。感謝の気持ち、懇願の気持ちなどを表す。「小遣い銭欲しさに親に―・せる」
拝む。合掌する。「神棚に―・せる」
相手として勝負する。手合わせをする。「有段者と―・せる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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