手を合わせる(読み)テヲアワセル

デジタル大辞泉 「手を合わせる」の意味・読み・例文・類語

わ・せる

両方手のひらを合わせる。感謝の気持ち、懇願の気持ちなどを表す。「小遣い銭欲しさに親に―・せる」
拝む。合掌する。「神棚に―・せる」
相手として勝負する。手合わせをする。「有段者と―・せる」

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精選版 日本国語大辞典 「手を合わせる」の意味・読み・例文・類語

て【手】 を=合(あ)わせる[=合(あ)わす]

  1. 両方のてのひらを合わせておがむ。また、心から頼む。合掌して感謝の意を表わす。
    1. [初出の実例]「三人のきんだち、各西に向て手を合せ礼拝しけるぞ哀なる」(出典:保元物語(1220頃か)下)
  2. 相手とする。相手として勝負をする。
    1. [初出の実例]「伝聞随兵輩当座合手相論、消秋日了」(出典:園太暦‐貞和元年(1345)八月二九日)

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