手勝手(読み)テガッテ

デジタル大辞泉 「手勝手」の意味・読み・例文・類語

て‐がって【手勝手】

手で扱うぐあい。
「―のわるい、取っつきにく感じ玄関に立った」〈万太郎春泥
手加減2」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「手勝手」の意味・読み・例文・類語

て‐がって【手勝手】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手で扱うときのつごう、ぐあい。手ごころ。
    1. [初出の実例]「半西洋の、手勝手(テガッテ)のわるい、取ッつけない感じの玄関に立った」(出典:春泥(1928)〈久保田万太郎三羽烏)
  3. てかげん(手加減)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android