ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「手宮洞穴」の意味・わかりやすい解説 手宮洞穴てみやどうけつ 北海道小樽市手宮公園下にある洞窟遺跡。洞窟内で発見された岩壁の壁面彫刻は史跡に指定されている。彫刻は文字説,絵画説,偽刻説をめぐって論争されたが,1951年付近のフゴッペ遺跡から同種の壁面彫刻が発見され,偽刻説は否定された。彫刻された時期は不明。 1880年イギリス人 J.ミルンにより世界の学界に初めて紹介された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by