ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「手掌紅斑」の意味・わかりやすい解説 手掌紅斑しゅしょうこうはんred palm; palmar erythema 手のひらの周辺部,特に親指つけ根のふくらみの部分に顕著な血管拡張性紅斑をいう。肝障害,特に慢性肝炎や肝硬変に際して現れることが多く,しばしばくも状血管腫を合併する。肝障害によって血中のエストロゲンがふえる結果,毛細血管が拡張して起ると考えられる。紅斑以外に自覚症状はない。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by