手揃(読み)てぞろい

精選版 日本国語大辞典 「手揃」の意味・読み・例文・類語

て‐ぞろい‥ぞろひ【手揃】

  1. 〘 名詞 〙 人手がそろっていること。物事に対応できる人がそろっていること。
    1. [初出の実例]「古句を用て韻を分つは、手揃の時ならでは為まじきなり」(出典:夜航余話(1836)下)
    2. 「一家手揃で働くといふ時などには」(出典:隣の嫁(1908)〈伊藤左千夫〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む