精選版 日本国語大辞典 「古句」の意味・読み・例文・類語 こ‐く【古句】 〘 名詞 〙 古人の詩文の一節。また、古い俳諧の句や昔からのことわざ・格言など。[初出の実例]「古句に海棠は若の貴妃と云そ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)[その他の文献]〔章碣‐贈婺州蘇員外詩〕 ふる‐く【古句】 〘 名詞 〙 昔の人が一度よんだことのある句。また、昔から言われている文句。昔からのことわざや格言。こく。[初出の実例]「たくみたる発句はふるく案じたる心ばへ見え候て其興なく候」(出典:宗祇初心抄(1473頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例