古句(読み)コク

デジタル大辞泉 「古句」の意味・読み・例文・類語

こ‐く【古句】

昔からのことわざや格言など。古人詩文一節。また、古い俳句。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「古句」の意味・読み・例文・類語

こ‐く【古句】

  1. 〘 名詞 〙 古人の詩文の一節。また、古い俳諧の句や昔からのことわざ・格言など。
    1. [初出の実例]「古句に海棠は若の貴妃と云そ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)
    2. [その他の文献]〔章碣‐贈婺州蘇員外詩〕

ふる‐く【古句】

  1. 〘 名詞 〙 昔の人が一度よんだことのある句。また、昔から言われている文句。昔からのことわざや格言。こく。
    1. [初出の実例]「たくみたる発句はふるく案じたる心ばへ見え候て其興なく候」(出典:宗祇初心抄(1473頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android