手樽(読み)てだる

精選版 日本国語大辞典 「手樽」の意味・読み・例文・類語

て‐だる【手樽】

〘名〙 柄を二本の角のように上に出し、手にさげるように造った樽。柄樽角樽(つのだる)柳樽
※虎明本狂言・千鳥(室町末‐近世初)「てだるに一つ、よひ酒をつめてくだされひ」

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デジタル大辞泉 「手樽」の意味・読み・例文・類語

て‐だる【手×樽】

柄樽えだる」に同じ。

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