手洗い鉢(読み)テアライバチ

デジタル大辞泉 「手洗い鉢」の意味・読み・例文・類語

てあらい‐ばち〔てあらひ‐〕【手洗い鉢】

手を洗う水を入れておく鉢。手水鉢ちょうずばち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手洗い鉢」の意味・読み・例文・類語

てあらい‐ばちてあらひ‥【手洗鉢】

  1. 〘 名詞 〙 手洗いの水を入れておく鉢。ちょうず鉢。
    1. [初出の実例]「加賀騒動の時の老女一同から献げた石の手洗鉢(テアラヒバチ)も其儘遣ってゐて」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲六下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android