手編笠(読み)てあみがさ

精選版 日本国語大辞典 「手編笠」の意味・読み・例文・類語

て‐あみがさ【手編笠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手に編笠を持つこと。また、その編笠。編笠だけを持ってほかに何も持たないこともいう。手ぶら。
    1. [初出の実例]「春日、手あみがさでひそひそ潜行して、曲江の、曲へ来てみれば」(出典:唐詩選国字解(1791)七言古)
  3. 茶屋などで貸してくれる忍び編笠に対して、自分が所持している編笠。
    1. [初出の実例]「稲荷の岡に馬はあれども、君を思へばのう手あみがさ、土手の松原誰ゆへのほんほ通ふ」(出典:歌謡・松の葉(1703)二・月見)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む