手纏(読み)タマキ

デジタル大辞泉 「手纏」の意味・読み・例文・類語

た‐まき【手×纏/環/×鐶】

《手に巻くものの意》
上代装身具。玉や鈴にひもを通して手に巻いたもの。くしろ。
弓を射るとき、左のひじを覆う籠手こて弓籠手ゆごて。〈和名抄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手纏」の意味・読み・例文・類語

て‐まとい‥まとひ【手纏】

  1. 〘 名詞 〙 身辺につきまとって、その人の自由な行動を妨げること。身にまつわりついてじゃまになること。また、そのもの。足手まとい。
    1. [初出の実例]「ただ、つゆのことにつけても、御す行をぞてまとひし給」(出典:有明の別(12C後)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む