手職(読み)テショク

デジタル大辞泉 「手職」の意味・読み・例文・類語

て‐しょく【手職】

《「てじょく」とも》手先を働かせてする職業手仕事の職業。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手職」の意味・読み・例文・類語

て‐しょく【手職】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「てじょく」とも )
  2. 手先でする作業。手仕事の職。手職業。
    1. [初出の実例]「その外は手職(テショク)をする男なんぞの住ひであった」(出典:雁(1911‐13)〈森鴎外〉二)
  3. 自己の手馴れた職業。
    1. [初出の実例]「諸事は下拙にお任せといふも手職(てジョク)がどこやらに、舌たるふこそ聞へけれ」(出典:浄瑠璃・蒲冠者藤戸合戦(1730)二)

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