手行灯(読み)てあんどう

精選版 日本国語大辞典 「手行灯」の意味・読み・例文・類語

て‐あんどう【手行灯】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「てあんどん」とも ) 手でさげる行灯(あんどん)携帯に便利なように作った、小型で簡便なもの。
    1. [初出の実例]「二階の梯子を下し、手行燈(テアンドウ)に火を点して女に渡せば」(出典浮世草子・風流曲三味線(1706)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android