手裏を返す(読み)てのうらをかえす

精選版 日本国語大辞典 「手裏を返す」の意味・読み・例文・類語

てのうら【手裏】 を 返(かえ)

  1. またたくまにすっかり様子の変わるさまを表わす。たなごころをかえす。てをかえす。てのひらをかえす。
    1. [初出の実例]「世のすゑには手のうらをかへすやうにのみあらんずることを、みせまゐらせつるぞかし」(出典:愚管抄(1220)四)
  2. ほんの短い間であるさまを表わす。
    1. [初出の実例]「あはれ、今迄うれしげに笑ひたるも、手のうら返さぬうち、苦々しき死㒵を見るとは」(出典:俳諧・一茶真蹟‐石太郎を悼む(1821))
  3. 露骨に態度を変えるさまを表わす。てのひらをかえす。
    1. [初出の実例]「氏家を初、大之洞の者共、てのうらをかへすやうなるもの共に候へば」(出典:伊達家文書‐(天正一七年)(1589)二月一二日・最上義光書状)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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