才がる(読み)ザエガル

デジタル大辞泉 「才がる」の意味・読み・例文・類語

ざえ‐が・る【才がる】

[動ラ四]学問教養がありそうに振る舞う。
をのこだに―・りぬる人は、いかにぞや、はなやかならずのみ侍るめるよ」〈紫式部日記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「才がる」の意味・読み・例文・類語

ざえ‐が・る【才がる】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「がる」は接尾語 ) 学識ありげにふるまう。学のあるところを見せびらかす。
    1. [初出の実例]「男だに、さえかりぬる人は、いかにぞや」(出典:紫式部日記(1010頃か)消息文)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android