打ち目(読み)ウチメ

デジタル大辞泉 「打ち目」の意味・読み・例文・類語

うち‐め【打ち目/×擣ち目】

絹などをきぬたで打ったあとの光沢の出ぐあい。
「紅の色、―など、輝くばかりぞ見ゆる」〈・八三〉

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精選版 日本国語大辞典 「打ち目」の意味・読み・例文・類語

うち‐め【打目・擣目】

  1. 〘 名詞 〙
  2. つやを出すために絹布を砧(きぬた)で打った部分の光沢の出具合。
    1. [初出の実例]「かいねりがさねの下がさね入れて包みに包みたり。色か、うちめよになくめでたし」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開中)
  3. 殴打されて起こる眼病日葡辞書(1603‐04))。

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