打ち着く(読み)うちつく

精選版 日本国語大辞典 「打ち着く」の意味・読み・例文・類語

うち‐つ・く【打着】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 )
    1. 物事が解決する。ある点に帰着する。また、心が落ち着く。
      1. [初出の実例]「天下こそうちついて定たれと云たぞ」(出典:玉塵抄(1563)八)
    2. 到着する。
      1. [初出の実例]「おほきなる川のはたへうちつき給ふ」(出典:御伽草子・鉢かづき(室町末))
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 判断など、ある点にゆきつくようにする。落ち着ける。
    1. [初出の実例]「さあ此思案に打付けよと」(出典:浮世草子・風流曲三味線(1706)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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