打ち衣(読み)うちごろも

精選版 日本国語大辞典 「打ち衣」の意味・読み・例文・類語

うち‐ごろも【打衣・擣衣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「うちころも」とも )
  2. ( 「擣衣(とうい)」の訓読み ) 砧(きぬた)で衣(きぬ)を打つこと。
    1. [初出の実例]「うちごろも声遠し。衣うつをちの里人霧深みあるかなきかの声聞ゆなり」(出典:江帥集(1111頃))
  3. 語義未詳。下着の上に重ねて着る冬衣という。
    1. [初出の実例]「浅黄の打衣に青黒の打狩袴を着て」(出典:今昔物語集(1120頃か)二九)
  4. 参籠(さんろう)などのとき、法橋(ほっきょう)、寺主(じしゅ)維那(いな)以下の一般僧侶の着る粗末な単衣(ひとえ)の法服。うずらごろも。
    1. [初出の実例]「僧どもも、みなうち衣の袖をぞぬらしける」(出典:平家物語(13C前)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む