打処(読み)うちど

精選版 日本国語大辞典 「打処」の意味・読み・例文・類語

うち‐ど【打処】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 打つべき箇所。打った所。打ちどころ。
    1. [初出の実例]「膝(ひざ)ふるひ、太刀(たち)のうちどもおぼえざりける所に」(出典曾我物語(南北朝頃)一〇)
  3. 刀の、物を斬る部分で、刃の中央から先端までの間をいう(日葡辞書(1603‐04))。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 タチ 実例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android