打群(読み)うちむれる

精選版 日本国語大辞典 「打群」の意味・読み・例文・類語

うち‐む・れる【打群】

〘自ラ下一〙 うちむ・る 〘自ラ下二〙 (「うち」は接頭語) 大勢集まる。群がる。連れだつ。
万葉(8C後)一七・三九九三「思ふどち 馬宇知牟礼(ウチムレ)て たづさはり 出で立ち見れば」
開化入口(1873‐74)〈横河秋濤〉上「渓間がくれの僻田舎、数軒の茅屋彼方此方に打むれて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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