扱き入る(読み)コキイル

デジタル大辞泉 「扱き入る」の意味・読み・例文・類語

こき‐い・る【扱き入る】

[動ラ下二]しごいて取って入れる。むしって入れる。こきる。
「もみぢ葉は袖に―・れてもて出でなむ秋は限りと見む人のため」〈古今・秋下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「扱き入る」の意味・読み・例文・類語

こき‐い・る【扱入】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「こき」は接頭語 ) 入る。
    1. [初出の実例]「まづこちへ、こきいって、まづゑぼしきせやれ」(出典:狂言記・烏帽子折(1660))
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙こきいれる(扱入)

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