抄帳(読み)ショウチョウ

デジタル大辞泉 「抄帳」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ちょう〔セウチヤウ〕【抄帳】

平安時代諸国からの調庸物などに対して発行した返抄受領証)の台帳

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精選版 日本国語大辞典 「抄帳」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ちょうセウチャウ【抄帳】

  1. 〘 名詞 〙 主に平安時代、諸国の調庸物などの請取状(返抄)の台帳。特に諸官司に納入された調庸物の返抄を主計寮が記録しておく台帳。
    1. [初出の実例]「並以彼寮請文会抄帳」(出典延喜式(927)二五)

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