抄紙機械(読み)しょうしきかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「抄紙機械」の意味・わかりやすい解説

抄紙機械
しょうしきかい

製紙機械一種で,抄紙工程を行う機械。紙層をつくるすき網部分が中心で,紙層を圧搾して脱水したり,乾燥する部分が付属している。洋紙を製造する長網式抄紙機械,二重網式抄紙機や板紙をつくる多槽丸網式抄紙機,和紙をつくる単槽丸網式抄紙機などがある。また近年,製紙原料を風送し,コンベヤに堆積させて紙層を形成したのち,接着剤などにより繊維を結合させる乾式抄紙も発達してきた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む