抑屈(読み)よっくつ

精選版 日本国語大辞典 「抑屈」の意味・読み・例文・類語

よっ‐くつヨク‥【抑屈】

  1. 〘 名詞 〙 おさえつけて屈服させること。強引におさえつけること。また、おさえつけられて屈服すること。
    1. [初出の実例]「即被枉徒罪以上。抑屈不申」(出典:律(718)衛禁、私度関条)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐彭寵伝〕

よく‐くつ【抑屈】

  1. 〘 名詞 〙よっくつ(抑屈)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「抑屈」の読み・字形・画数・意味

【抑屈】よくくつ

おさえしりぞける。〔論衡、自紀〕(王)充、性恬澹、~上の知ると爲りて拔せらるるも、高官はず。上の知ると爲らずして貶黜(へんちゆつ)抑屈せらるるも、下位に恚(いか)らず。

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