抗好中球細胞質抗体(読み)コウコウチュウキュウサイボウシツコウタイ

デジタル大辞泉 「抗好中球細胞質抗体」の意味・読み・例文・類語

こうこうちゅうきゅうさいぼうしつ‐こうたい〔カウカウチユウキウサイバウシツカウタイ〕【抗好中球細胞質抗体】

自己抗体一つ好中球顆粒に含まれる酵素と結合して好中球を過剰に活性化させ、血管炎を誘発する。ANCA(anti-neutrophil cytoplasmic autoantibody)。→ANCA関連血管炎
[補説]ミエロペルオキシダーゼ(MPO)を抗原とするもの(MPO-ANCA)と、プロテアーゼ3(PR3)を抗原とするもの(PR3-ANCA)がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

配属ガチャ

入社後に配属される勤務地や部署が運次第で当たり外れがあるという状況を、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具やソーシャルゲームで課金アイテムを購入する際のくじに例えた言葉。企業のネガティブな制...

配属ガチャの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android