抗衡(読み)こうこう

精選版 日本国語大辞典 「抗衡」の意味・読み・例文・類語

こう‐こうカウカウ【抗衡】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「衡」は車のくびき。二台の車が路上で出あってたがいに路をゆずらないの意から ) 互いに張りあうこと。対抗してゆずらないこと。
    1. [初出の実例]「各守一方、名振万里、此皆当土後傑、智略過人、以此数子、比朕内臣、当出胯下、何得抗衡」(出典:家伝(760頃)上)
    2. 「拿破崙〈略〉欧羅巴諸邦を席巻し〈略〉其抗衡するものは英吉利、峩羅斯のみ」(出典:西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉後)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝注‐桓公六年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「抗衡」の読み・字形・画数・意味

【抗衡】こうこう

対抗する。

字通「抗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む