デジタル大辞泉 「折り掛く」の意味・読み・例文・類語 おり‐か・く〔をり‐〕【折り掛く/折り懸く】 [動カ下二]1 折って物に掛ける。「賤しづの男をが篠しの―・けて干す衣」〈梁塵秘抄・二〉2 折ったままにしておく。「鎧よろひに矢の立つこと数を知らず、―・け―・けしたりければ、蓑みのを逆さまに著きたるやう」〈義経記・八〉3 波が、折り返して寄せる。「いはねこすきよ滝川のはやければ波―・くる岸の山吹」〈新古今・春下〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例