折助凧(読み)おりすけだこ

精選版 日本国語大辞典 「折助凧」の意味・読み・例文・類語

おりすけ‐だこをりすけ‥【折助凧】

  1. 〘 名詞 〙 武家下僕などが気どって歩くときにする、袂(たもと)の先を中からつかんで袖を左右に引っぱった形に似せて作った凧。奴凧(やっこだこ)
    1. [初出の実例]「折助几巾(オリスケダコ)の尻かるく」(出典洒落本・真似山気登里(1780)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android