折紙物(読み)おりがみもの

精選版 日本国語大辞典 「折紙物」の意味・読み・例文・類語

おりがみ‐ものをりがみ‥【折紙物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 折紙付きのもの。鑑定結果を証明する折紙の付いている貴重な道具類。
  3. 特に、大小刀の価格の金四枚以上(すなわち金三〇両以上)であるもの。⇔札物(ふだもの)
    1. [初出の実例]「札折紙の事〈略〉四札より乃至(ないし)五枚・十枚〈略〉千枚に及ぶ、皆折紙物といふなり」(出典:新刀銘尽(1721)一(古事類苑・兵事三二))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android