抜差(読み)ぬきさし

精選版 日本国語大辞典 「抜差」の意味・読み・例文・類語

ぬき‐さし【抜差】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 抜くことと差すこと。抜き出すことと差し込むこと。また、除くことと加えること。引くことと足すこと。
    1. [初出の実例]「ふいがうと云はふろのやうにして中に本に毛をつけてぬきさしすれば風をふくんであをがれて炭の火の気でかねがとろけて湯のやうになるぞ」(出典:玉塵抄(1563)一四)
  3. あれこれとやりくりすること。とりはからい。処置処理身動き。→ぬきさしならぬ
    1. [初出の実例]「もん日をばぬきさしさせずさしぐしのあかぬわかれの顔つきをして」(出典:狂歌・狂歌続ますかがみ(1740))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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