抱き入れる(読み)だきいれる

精選版 日本国語大辞典 「抱き入れる」の意味・読み・例文・類語

だき‐い・れる【抱入】

  1. 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]だきい・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙
  2. 抱いていれる。かかえていれる。
    1. [初出の実例]「女良忍び出るを早桶に抱(ダキ)入て白維子(かたびら)うちかけて」(出典浮世草子・本朝桜陰比事(1689)五)
  3. 仲間に引きいれる。うまく味方にする。だきこむ。
    1. [初出の実例]「太刀佩た使もぬれて袖の露 かなはぬ恋に神を抱入れ〈紀逸〉」(出典:俳諧・延享廿歌仙(1745)一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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