抵当流(読み)ていとうながれ

精選版 日本国語大辞典 「抵当流」の意味・読み・例文・類語

ていとう‐ながれ テイタウ‥【抵当流】

〘名〙 抵当を入れて人から金を借りた債務者が、債務を履行しない場合、契約期限が切れるとともに抵当物債権者所有になること。また、そのもの。抵当流し。
われから(1896)〈樋口一葉〉九「此家は町子が十二の歳、父の与四郎が低当(テイタウ)ながれに取りて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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