押されぬ(読み)オサレヌ

デジタル大辞泉 「押されぬ」の意味・読み・例文・類語

おされ◦ぬ【押されぬ】

[連語]
他人にあれこれ言われない。堂々としている。りっぱである。
座敷へ出ても―◦ぬ一本」〈鏡花湯島詣
否定できない事実である。動かしようがない。
「殊に今日は土用の入り、それでか跡がきつうどよむ。暦の事は―◦ぬ」〈浄・大経師

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android