押圧剥離(読み)おうあつはくり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「押圧剥離」の意味・わかりやすい解説

押圧剥離
おうあつはくり

打製石器加工法の一つ。後期旧石器時代以後,新石器時代にいたるまで,石鏃石槍などの刺突具の仕上げ加工に主として使用された。弾力性のある骨や木などの加工具を使用して,石材に押しつけるようにして,薄い平らな剥片を剥離する方法。最も精密な加工のできる剥離法である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む