押歩く(読み)オシアルク

デジタル大辞泉 「押歩く」の意味・読み・例文・類語

おし‐ある・く【押(し)歩く】

[動カ五(四)]周囲を圧倒するように、勢いよく歩きまわる。のし歩く。
「その界隈の不良少女団長として、神明や金刀比羅の縁日などを―・いて」〈秋声仮装人物

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精選版 日本国語大辞典 「押歩く」の意味・読み・例文・類語

おし‐ある・く【押歩】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 ( 「おし」は接頭語 ) 勢いよく歩く。
    1. [初出の実例]「ぞろぞろ芸者をつれて押(オ)し歩(アル)いている人の云ひ草ぢゃアないね」(出典:桐畑(1920)〈里見弴愛経)

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