抽賞(読み)チュウショウ

精選版 日本国語大辞典 「抽賞」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐しょうチウシャウ【抽賞】

  1. 〘 名詞 〙 多くの人の中から特にすぐれている者を選び出して賞すること。また、その賞。
    1. [初出の実例]「慶円亦院御悩之間法力掲焉、仍忽雖無其闕、所抽賞也、是叡旨也」(出典:権記‐長保二年(1000)八月一〇日)
    2. 「先づ大功の輩の抽賞(チウシャウ)を行なはるべしとて」(出典:太平記(14C後)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む