拙技(読み)セツギ

デジタル大辞泉 「拙技」の意味・読み・例文・類語

せつ‐ぎ【拙技】

つたない技術演技
自分技芸をへりくだっていう語。

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精選版 日本国語大辞典 「拙技」の意味・読み・例文・類語

せつ‐ぎ【拙技】

  1. 〘 名詞 〙
  2. つたない技芸。下手な技術。
    1. [初出の実例]「近来本邦に大烟花を禁じ、其所長をすてて其拙技を存するは、惜むべしとす」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
  3. 自分の技芸や技術をへりくだっていう語。
    1. [初出の実例]「請ふ拙技を奏し以て嘉客の懐を慰めんと」(出典:佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉三)

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