デジタル大辞泉 「拮」の意味・読み・例文・類語 きつ【拮】[漢字項目] [音]キツ(漢) ケツ(漢)1 しめる。ぎゅっと引き締める。「拮抗きっこう」2 忙しく働く。「拮据きっきょ」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「拮」の読み・字形・画数・意味 拮9画 [字音] キツ・ケツ[字訓] うごかす・いためる[説文解字] [字形] 形声声符は吉(きつ)。吉に佶屈、狭いところで難儀してらぬ意がある。〔説文〕十二上に「手口共に作(な)するなり」とし、〔詩、風、鴟〕「予が手、拮据す」の句を引く。鳥が巣作りにその手爪をいため傷つける意である。そのように力をこめて動かすことをいう。[訓義]1. うごかす、はたらく、力をこめてつかう。2. いためる、きずつける。[古辞書の訓]〔名義抄〕拮 ウツ・スル・サク・ヒク・タカシ[熟語]拮隔▶・拮据▶・拮抗▶ 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報